昨日紹介した小林の講演より、いくつか紹介する。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月20日
信ずることは諸君が諸君流に信ずるということですよ。知るということは万人の如く知ることですよ。人間にはこの二つの位置があるんです。知るってことはいつでも学問的に知ることです。(小林秀雄)
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月20日
信ずるってことは責任をとることです。僕は間違って信ずるかもしれませんよ。万人の如く考えないんだからね僕は。僕流に考えるんですから、もちろん僕は間違えます。でも責任はとります。それが信ずることなんです。(小林秀雄)
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月20日
だから信ずるという力を失うと人間は責任をとらなくなるんです。そうすると人間は集団的になるんです。「会」が欲しくなるんです。自分でペンを操ることが信じられなくなるからペンクラブが欲しくなるんです。(小林秀雄)
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月20日
ペンクラブは自分流に信ずることはできないんです。クラブ流に信ずるんです。クラブ流に信ずるからイデオロギーがあるんじゃないか。そうだろ? 自分流に信じられないからイデオロギーってもんが幅を利かせるんです。(小林秀雄)
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月20日
だからイデオロギーは匿名ですよ、常に。責任をとりませんよ。そこに恐ろしい力があるじゃないか。それが大衆・集団の力ですよ。責任をとらない力は、まあこれは恐ろしいもんですね。(小林秀雄)
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月20日