2019-11-30

サンプル数1のザコは黙れ!

科学者は、体験談を証拠とはみなさない

 ・サンプル数1のザコは黙れ!

宗教団体【創価学会】そのルーツに中田が迫る〜前編〜

 ・宗教団体【創価学会】そのルーツに中田が迫る〜前編〜

【創価学会と公明党】の歴史&現在の注目ポイントは?〜後編〜

 近頃、ユーチューバーとして注目を集める中田敦彦が創価学会に迫る。学会幹部よりずっと話が上手い(笑)。1日1本の動画を上げているのだから立派なものだ。



2019-11-26

ローマ教皇に真言宗僧侶が反論

 難民は紛争・戦争によって生まれる。それを行っているのは欧米諸国であり彼らには戦争を起こした者の責任として難民を受け入れるのは当然だ。日本は受け入れる必要なし。

2019-11-24

九相図(くそうず)



2019-11-23

日蓮と創価学会の〈失われた環〉

2019-11-20

香港とウイグルで起こっていること

 果たして創価学会はいつまで日中友好万歳をやるつもりなのか?



正しい正座


 投稿タイトルが重言(二重表現)でないことを祈りつつ。確か高校の柔道の授業で教わったと記憶しているのだが「足を重ねる正座は誤りである」と知った。それから重ねた足を並べるのに3ヶ月ほど要した。完全に慣れるまでは半年から1年ほどかかった。踵(かかと)をピッタリとつける正座を初めて知った。直ぐにやってみたができなかった。こむら返りを起こしそうになる。3日間ほど続けると少しできるようになった。これは効く。

 ヨガは坐法を極めたものだ。昔、掲示板で鎌倉時代の座り方は正座ではないと教えられ吃驚仰天した覚えがある。胡坐(こざ、あぐら)か結跏趺坐あるいは片膝を立てる座り方であったようだ。武士の場合、胡座(あぐら)の姿勢で足の裏を付けていたらしい(ヨガのバッダ・コーナアーサナ〈合蹠のポーズ〉)。畳が庶民にまで普及したのは江戸期以降のこと。とはいえ正座という表現からも明らかなように我々の思考回路だと胡座は行儀が悪く感じてしまう。かつて健康に悪いとされた正座であるが、現在ではO脚矯正の効果あるとして持てはやされている。

「行儀は本尊の御前にして必ず坐立行なるべし」(古写本・日興筆 神奈川由井氏)を正座と思い込むところに思考の陥穽(かんせい)がある。まして「助縁には南無釈迦牟尼仏」と唱えていない不思議を思うこともない。

2019-11-18

スリーパー

 スリーパーとは「眠れるスパイ」のこと。普段は一般市民として振る舞い、指示を待って(数年から数十年に及ぶこともある)工作員として活動を始める。最も有名なのは伊藤忠商事の会長を務めた瀬島龍三で、東芝機械ココム違反事件によってソ連の原子力潜水艦のスクリュー音が静粛になり、米海軍に大きな脅威をもたらした(佐々淳行〈さっさ・あつゆき〉)。水島聡はあまり好きな人物ではないが創価大学に触れているのはさすがである。総体革命が左翼に倣(なら)った謀略であることが理解できよう。


2019-11-08

ハロー効果


 それは、ないと思う。そもそも高度経済成長期(1954-73年)にあって実際的な労使間のトラブルはさほどなかった。問題があるとすれば長時間労働くらいだろう。戦後の復興を経て「働けば豊かになれる」との実感は日本のGNPを世界第2位(1968年)にまで高めた。

 私がかつてこのテキストを読んだ時は「ケッ」という程度の感想しか持てなかった。当時は団塊の世代を中心とする終戦前後に生まれた連中の鬱屈した心理が暴力のハケ口を求めてやりたい放題をしでかしていた時代である。労働運動という潮流に目ざとく反応しただけのことだろう。

 尚、労働組合の実態については西岡研介の著書が詳しい。

マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実
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トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉
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 池田はここでポンド切り下げを持ち出しているが実は何も語っていない。大英帝国の凋落は1870年代から始まり、スターリング・ポンドは第一次世界大戦後、基軸通貨の地位から転落する。日本の戦後復興は朝鮮特需(1950〈昭和25〉-55〈同30〉年)が火を点けたのだから外貨準備は新たな基軸通貨のドルであったことは言うまでもない。ポンド切り下げ(対米4.03ドルから2.80ドル)が及ぼす日本への影響はイギリスとの貿易実態を見なければ判断しようがない。また、もしも池田が本気でポンド切り下げと労組結成を考えていたのであれば、ニクソン・ショックでそれを実行しなかったのはどう考えてもおかしい。

 もう一つはイギリス病を指摘しておきながら小さな政府に言及していないのもトンチンカンだ。

 昔の月刊誌『潮』に登場する書き手は進歩的文化人が占めていた。もともと大衆運動という点で左翼と創価学会には親和性があるのだ。しかも運動性という点において創価学会が左翼を上回っていたことは石牟礼道子の証言からも明らかだ(『石牟礼道子対談集 魂の言葉を紡ぐ』)。彼女は左翼シンパである。デビュー作『苦海浄土』(1969年)は名著であるがフィクションが盛り込まれている。

 更に古くは鶴見俊輔、森秀人、柳田邦夫、しまねきよし著『折伏 創価学会の思想と行動』(1963年)で左翼諸氏が創価学会に秋波を送っている。

 私からすれば池田の発言は世情に阿(おもね)る姿勢を披瀝したもので新たな時代を開く宗教指導者の矜持(きょうじ)は感じられない。

 あらゆる教団が教祖に対するハロー効果で発展してゆくが、教祖亡き後に滅ぶのもまたハロー効果のためであろう。