2014-09-30

戸田城聖の悟りに関する覚え書き その一

・戸田城聖の悟りに関する覚え書き その一
戸田城聖の悟りに関する覚え書き その二
獄中の悟達について

 傍目からはなかなか判断できませんが、それぞれの段階の悟りを開いた人は、自分では自分がどの段階に悟ったか、よくわかるようです。それだけ明確な悟りの「体験」と、それによる心の変化が、悟りの各段階にあるからです。

【『悟りの階梯 テーラワーダ仏教が明かす悟りの構造』藤本晃(サンガ新書、2009年)】

 本書を読んだのは2012年11月のこと。読了していないが前半だけでもお釣りが来る内容だ。

 この部分を読んで私は戸田の悟りが意外と低いものであることを直観した。理由は簡単だ。戸田には妾が二人いた。そして死ぬまでアルコールと煙草を手放さなかった。つまり刺激に対する依存があったのだ。戸田城聖が悟ったことは間違いないだろう。あの天衣無縫さは悟った者に特有の性質であり、原稿を読むことも少なかった。ただし、あのレベルだと数百人あるいは数千人が存在することだろう。私の父も同様の体験をしている。

 深い悟りに到った人は皆一様に欲望から離れている。なぜならそこにこそ真の自由があるからだ。

悟りの階梯―テーラワーダ仏教が明かす悟りの構造 (サンガ新書)

死者を罵る



 死は悼(いた)むものだ。たとえ敵であったとしても。死者を罵り、死体に鞭打つような真似をする人物や団体を信用してはならぬ。まして他者の死を願うような集団であれば、直ちにそこから離れるべきだ。


2014-09-27

イスラム国と創価王国

イスラム国:女性弁護士を公開処刑 イラク・モスル在住

 国連イラク支援団は25日、イスラム過激派組織「イスラム国」による宗教・文化施設の破壊を非難していた北部モスル在住の女性弁護士が「背教者だ」と一方的に指弾され、イスラム国に公開処刑されたことを明らかにした。女性の遺体には拷問の痕があったという。イラク問題を担当する国連のムラデノフ特別代表は「弱者を繰り返し攻撃している」とイスラム国を非難した。

 国連やAP通信によると、処刑されたのは、囚人の人権問題や貧困支援に取り組んでいたサミラ・ヌアイミさん。今月17日に自宅で夫や3人の子供と一緒にいたところをイスラム国に拘束された。5日程度の拘束期間中には「悔い改めるためだ」として拷問を受けた上、イスラム国が独自に設置した司法機関・イスラム法廷の判断に基づき公開処刑された。

 ヌアイミさんは拘束前にフェイスブックで、イスラム国が宗教施設や文化財を破壊していることを非難していた。

 イスラム国は6月以降、モスルを実効支配しており、周辺では女性政治家や人権活動家が殺害、拉致される事件が相次いでいる。

毎日jp 2014-09-26

 不思議なことだが創価学会は背教者(≒退転者)を攻撃しない。創価学会が誹謗中傷の限りを尽くすのは創価学会批判をした者に限られる。かつて東京長が引っくり返ったことがあったが聖教紙上座談会に名前が出ることもなかった。ここから日蓮の教えよりも組織としての対面を重んじることが導かれる。つまり日蓮教ではなく創価教ということだ。イスラム国が拷問をし公開処刑することと、紙上座談会で口汚く罵ることは程度の違いがあるだけで本質は一緒だ。有り体にいえば宗教とはタブーを共有するコミュニティであり、裏切り者を叩くことで団結を強化するメカニズムのことだ。かつて創価学会は創価王国の構築を目指していた。

「68万坪に独立国を作ろう。創価王国、創価共和国だな。そうすれば文部大臣は森田さん。大蔵大臣、中西さん。外務大臣、小島さん。軍需大臣、木村。運輸大臣、田中。建設大臣、杉本。宣伝大臣、横松。北条さんは警視総監、全部いるよ」(第10回社長会

 創価王国が実現していれば死人が出たことだろう。

2014-09-26

創価学会の対外的な成果

 これは何と言ってもチャイナコネクションとユダヤ人脈を形成したことに尽きるだろう。しかもほぼ同時に行われている。周恩来・竹入義勝会談が1971年、池田第一次訪中が1974年、そしてキッシンジャー・池田会談が1975年のこと。キッシンジャーは日中国交回復を実現させた田中角栄に激怒していた。「田中程度なら、いつでも取り替えられる」と発言したのは1976年。そして彼自身がロッキード事件を引き起こしたことまで公言している(『朴正煕と金大中 私の見た激動の舞台裏』文明子:阪堂博之訳)。キッシンジャーといえばチリ共和国のアジェンデ政権を葬った男である(チリのアジェンデ政権とCIA工作)。キッシンジャーはたぶん創価学会の反共意識を探りたかったのだろう。そして創価学会にはアメリカにおける布教という課題があった。後年、笹川良一は反共という点で創価学会を高く評価している。その後もキッシンジャーとの交友が続いている事実を見れば、二人の思惑は一致したと考えてよさそうだ。アメリカ創価大学が開学した際に子ブッシュ大統領からメッセージが寄せられたが、これなんかはアーマンド・ハマー(ロシア系ユダヤ人)の石油コネクションと思われる。

 創価学会の基本的なスタンスは「マッカーサーを評価している」という一点から考える必要がある。当時は一部の共産党員も万歳をしてマッカーサーを歓迎した。この姿勢は牧口の「わたしが嘆くのは、一宗が滅びることではない。一国が眼前でみすみす亡び去ることだ」(『人間革命』第一巻)との言葉と矛盾している。戦前の創価学会には明白な愛国心があった。ところが戦後になると平和の看板を掲げて愛国心は引っ込めてしまった。それどころか世界市民というキーワードを用いることで否定的に扱ってきたといってよかろう。

 思いつくままに書いたが、このあたりが今後、創価学会にとってボディブローのようなダメージをもたらすような気がする。

韓国併合や創氏改名の誤謬

2014-09-25

異なる物語の遭遇

 男性はヒナを助け、親白鳥は子を守ろうとしているのだが、物語性が異なるため理解し合えない。白鳥は人の行為の意味がわからないため、当然お礼も言わない。つまり因果関係を知ることが世界を理解することなのだろう。

サムスン帝国瓦解

 よく似ているな。




2014-09-20

素敵な真実

 当時、創価学会のドクター部長であった森田修平はセミナーで語った。「末期癌でも題目を唱えれば治ります。でも転移したら治りません」と。森田は横浜赤十字病院(現在は横浜市立みなと赤十字病院)で外科部長を務めた人物である。この発言の背景にはそれ相応のデータと臨床経験があったことだろう。しかしそこに落とし穴がある。私が知る限りでは医師ほど非科学的な連中もいない。臨床という経験に引きずられて相関関係を因果関係と確信してしまうためだ。医師であれば二重盲検という言葉は知っているだろうが、自分の仕事を同じレベルで吟味する者はいない。薬と同じく「使った、治った、効いた」という「三た」式思考法(安斎育郎)で平然としている。ゲルソン療法とて例外ではない。冒頭で体験談を紹介するような書籍が多い。そこは各人が自分で判断するしかない。ただしゲルソン療法では転移した癌も完治した例が多数報告されている。マックス・ゲルソンは「医学史上もっとも傑出した天才」とシュヴァイツァー博士が賛嘆した人物である。



ガン食事療法全書決定版 ゲルソンがん食事療法ゲルソン療法―がんと慢性病のための食事療法あなたのがんを消すのはあなたです 厳格なゲルソン療法体験記

2014-09-16

創価学会員のツイッター

 創価学会員――なかんずく創価大学OB――のツイッターはプロパガンダを目的としているため私がフォローをすることはない。ただし偶然フォローした相手が創価学会員だったということはあり得る。ロクに折伏もしていなければ、大した活動もできていないのに限って、背伸びをし、下駄を履き、ロンドンブーツを着用し、竹馬にまで乗っかって、小賢しい言葉を並べている。所詮、聖教新聞の片言隻語をコピーしただけのスローガン連呼に他ならない。そして自分自身の二面性に耐えられない連中が次々とアカウントを削除している。前にも書いたが組織において人材と呼べるのは100人に1人いるかいないかである。これがネット上だと1000人に1人の割合となる。

2014-09-15

中道政治再生推進フォーラム

 妙なアカウントを見つけた。



 創価学会員と思われるが、まず「中道政治再生推進フォーラム」なるものに実体があるのかどうか? そして同フォーラムおよび創価学会と原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)に関係があるのかどうか? 更にこの人物が原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)に所属しているのかどうか?

 あるいは虎の威を借る狐のような真似をしているだけなのか。インターネットは便利だ。どんな嘘をつくことも可能だから。

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カルトの島

2014-09-13

ウイグルの悲劇 中国の狙いは民族絶滅

 創価学会は一度でも中国の人権問題を指摘したことがあるのだろうか?

2014-09-11

朝日新聞に批判文を寄せた池上彰氏にみるジャーナリストの役割と資質

2014-09-08

デング熱報道で隠したかったものとは?