2014-06-17

戸田城聖の女性関係

 夕張郡真谷地尋常小学校に奉職中には、複数の女性と恋愛し、「恋にもつれ、恋に狂いて、最も神聖なる教職を汚」(戸田『若き日の手記・獄中記』S45)した結果、その清算のために退職しなければならなかった。また戦前には三角関係を経験し(小口偉一編『新心理学講座 第4 宗教と信仰の心理学』)、当時も、戦前、彼の経営する会社の会計役であり、会員でもあった森重紀美子との関係をつづけ、彼女との間には子まであったようだ。森重は創価学会幹部間で公認されていた戸田の二号である(由比宏道『毒鼓の縁 破日蓮正宗創価学会』)。(溝口敦著『池田大作 「権力者」の構造』)

『若き日の手記・獄中記』は昭和45年に遺族が刊行(溝口敦著『池田大作「権力者」の構造』71頁)

戸田城聖の実像:法蔵

 小説『人間革命』の嘘が明らかだ。「池田さんは妾と私を同じ席に並べた」とは戸田夫人の言である。昭和から平成にかけての記念式典では牧口家・戸田家とともに必ず森重家が紹介されていた。子供は後に外郭企業の社長になったと私は聞いている。