2014-06-18

第三代会長の指名はなかった

(大講堂落成大法要。後に「広宣流布の模擬試験」あるいは「3.16」と称される)この儀式の後、先生の体がいよいよ衰弱されたため、原島宏治、小泉隆、辻武寿、柏原ヤス、馬場勝種ら理事たちと、池田・北条・森田・龍の4参謀が揃って戸田先生の枕元に行き、遺言を聞こうということになった。音頭を取ったのは辻、原島、小泉らで、この際はっきり池田を三代会長に指名してもらおうというハラづもりだったようだ。
 辻は「大久保彦左衛門」と渾名(あだな)され、どんな場面でも物怖(ものお)じせずにズバッと物を言う男だった。この時も、病の先生の枕辺(まくらべ)で、当然のような顔をして、「先生、三代会長は誰にするんですか」と単刀直入に尋ねた。ところが先生は、はっきりした声で「それは、お前達が決めるんだ」と答えられた。
 当然、「池田」という返事が返ってくると期待していた辻は驚き、もう一度同じことを聞いたが、返事は同じであった。(龍年光『池田創価学会を解散させよ』)

池田大作の実像:法蔵

 これは初耳だ。

日蓮正宗の敵 池田創価学会を解散させよ

創価学会の知られざる歴史「池石戦争」