2018-07-16

プロジェクションマッピング法要

自衛官は我が国の宝

 泣けてきた。そして憲法改正に反対する立場のメディアは自衛隊の活躍を報道しない。

2018-07-14

ミラーニューロン

 ミラーニューロンはまだ確立されたモデルがない。しかしながら共感能力を支え、模倣や学習に貢献していると考えられている。所属する群れが大きいほど生存の優位性が高まる。そして群れを群れたらしめているのは共感能力や同調能力だ。苦労を共にする者ほど強い共感が生まれ、それが絆となる。特に軍隊・運動部・教団・秘密結社などにおいて発揮されるのではないだろうか。動画は2週間限定の公開。


2018-07-13

天皇制を巡る議論


 例えば武田邦彦と池田清彦は親しい間柄であるが、武田は尊王で安倍政権支持、池田の天皇制に関する姿勢は不明だが反安倍政権なのは確かだ。また対談集も出している小室直樹と藤原肇の場合、小室は尊王で、藤原は反天皇制で共和主義者だ。知的レベルがかように高い人でも天皇制を巡る議論は分かれる。あるいは藤井厳喜のように「天皇制社会主義なら左翼政権でも一向に構わない」とする保守派もいる。

 創価学会の場合、牧口・戸田は尊王、池田は左翼である(創共協定の過程で発言)。

 昭和一桁生まれが戦争を経験しているのは確かだが、戦争そのものを理解していると考えるのは誤りだ。小林よしのりが『ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論』で「少国民世代の反動」として鋭い論考を示した。彼らは精神の空白状態に耐えることができなかった。GHQは共産党員を獄から放ち、形を変えた分割統治を試みた。新聞・ラジオは一斉に軍人を叩き始め、国民は戦争を憎んだ。

 国民の間にどんよりと漂っているのは「天皇の戦争責任」であろう。緻密な研究に定評のある兵頭二十八〈ひょうどう・にそはち〉は「あり」としている。無論全く責任がなかったと考える人はいないだろう。ただし第二次世界大戦全体で捉える必要があるだろう。私は、ヒトラーやムッソリーニのような戦争責任が天皇陛下にあったとは考えない。大東亜戦争の途上で日本には独裁者が不在であった。これが東京裁判をややこしくしているのだ。

 自分たちが行った広島・長崎の原爆ホロコーストの罪を薄めるためにアメリカが考え出したのが南京大虐殺である。戦争状態となれば確かに一部で残虐な行為があったのは確かだが、日本軍が大量虐殺に手を染めた事実はない。それゆえ第二次世界大戦の枠組みで作られている国際社会ではいまだに日本を貶める工作が続いているのだ。

 ただし特攻隊として学徒を犠牲にしたことや、シベリア抑留という歴史の汚点を忘れることはできない。

 江戸時代の身分は西洋のようなガチガチの階級制ではなかった(杉浦日向子)。明治維新の主役が下級武士であったのも証拠の一つである。そして国論を分けた明治維新において開国派も攘夷派も尊王を掲げた事実を見逃してはなるまい。更に重要な歴史的事実は一君万民という思想があったゆえに日本には奴隷が存在しなかった。

 日本は世界最古の国である。


 天皇陛下に対して白人権力者であるイギリス女王やローマ法王が敬意を表する理由がここにある。

 その日本の伝統を支える屋台骨が天皇陛下であり、イデオロギーと無縁なところに私は日本の豊かさを思うのである。

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2018-07-11

「開目抄」を貫く日蓮の自我意識

 本願を立つ。日本国の位をゆずらむ、法華経をすてて観経等について後生をご(期)せよ。父母の頚を刎ん、念仏申さずわ。なんどの種々の大難出来すとも、智者に我が義やぶられずば用いじとなり。其の外の大難、風の前の塵なるべし。我れ日本の柱とならむ、我れ日本の眼目とならむ、我れ日本の大船とならむ、等とちかいし願、やぶるべからず。(「開目抄」文永9年〈1272年〉佐渡国塚原、真蹟曽存)

『開目抄』高橋俊隆
『開目抄』には日蓮本仏義など無い

 龍ノ口法難で発迹顕本した日蓮は「法門の事はさど(佐渡)の国へながされ候ひし已前の法門は、たゞ仏の爾前の経とをぼしめせ……さどの国より弟子どもに内々申す法門あり」(「三沢抄」日興写本あり)と宣言した。

「内々申す法門」とは何なのだろう? そういえば聞いたことがない。富士門流では「曼荼羅図顕」が語られているだけだ。「三大秘法の法門」とはいうものの化儀しか述べられていないような気がする。

 私の疑問をいくつか開陳しよう。10年ほど前に気づいたことだ。そもそも日蓮は受難によって自覚を変えたようだが悟りの跡が窺えない。すなわち外部要因である受難を内面の深化に結びつけるのは早計だと思う。曼荼羅を制作してから受持即観心(「観心本尊抄」)と言い出すわけだが受持することが勧心であるはずがない。受持即観心が事実であればそれは魔法だ。「どんな球でも打てるバット」みたいなものだろう。

「智者に我が義やぶられずば用いじとなり」は有名な一文であるが、日蓮は「我が義が破られる可能性」があることを示唆している。しかも重要なことは「我が義」であって「我が法」と書いていない点だ。

「風の前の塵」は『平家物語』からのパクりである。

 この短いテキストを読んでもわかるように日蓮の遺文は「我」だらけである。私がどうしても日蓮を好きになれない理由がここにある。

2018-07-10

ゴーストライター説について考える

「小説『人間革命』は篠原善太郎が書いたものだ」との指摘はかなり古くからあり、ネット上では1990年代から散見された。ある学会員から「実はその通りなんですよ」と教えてもらったこともある。当時はまだ活動していたので「フム、そうか。でもまあ、ブッダもイエスも孔子も他人が書いたものが残っているわけだから」と無視を決め込んだ。自分にとって不都合なことを考えるのは体力を要するからね。そもそも創刊号以降の『大百蓮華』や『前進』を読んできた私でさえ篠原善太郎なる人物を知らないのだ(篠原誠さんと関係があるのかどうかもわからず)。

人間革命の文体のこと。 - 気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

 ゴーストライター説を確信したのは15年ほど前のことだ。『グラフSGI』の表紙に「『若き日の日記』を清書する池田SGI会長」の写真があった。!――ビックリマークが頭に点(とも)ったのは0.5秒くらいであった。「自分の日記を清書するなどということがあり得るだろうか? しかも激務の人物が」。

 私が創価学会を離れるに至った最大のきっかけはルワンダ大虐殺であり、その後クリシュナムルティと遭遇したことによる。また矢野本の影響も決して小さくない。書籍そのものよりも、矢野絢也という一個人に対する創価学会の仕打ちがあまりにも酷かった。ま、組織的リンチといってよかろう。やってることが新左翼と大差ない。

 それから何となく学会批判本に目を通してきたが意外にも良質な内容が多く、自分が知らない事実もたくさん教えられた。

 ゴーストライター説が知られるようになったのは離反した原島嵩が「池田の著作は特別書籍部が執筆している」と暴露したのが嚆矢(こうし)か。原島本人もメンバーの一人であったというから信憑性は高い。

 左翼系匿名ライターと思われる七里和乗〈しちり・わじょう〉の『池田大作 幻想の野望 小説『人間革命』批判』(新日本出版社、1994年)では、原稿執筆をする池田近影に「資料が写っていない」事実をゴーストライター説の証拠としている。決定的なのはグループSという匿名本部職員による『小説聖教新聞 内部告発実録ノベル』(サンケイ出版、1984年)で、句歌以外は全部特別書籍部が書いていると指弾。『忘れ得ぬ同志』で紹介されている学会員は反池田分子を懐柔する狙いがあったという件(くだり)には衝撃を受けた。昨今話題となっている高橋篤史著『創価学会秘史』(講談社、2018年)が優れているのは『人間革命』『若き日の日記』『私の履歴書』などを一切資料として引用してないところだ。その意味から申せば溝口敦の学会批判は失敗していると言わざるを得ない。

江藤俊介や七里和乗なんていないんです!(追記・訂正あり) - bogus-simotukareの日記

『広布第二章の指針』には確か2ヶ所と記憶しているが、小説『人間革命』に関して「自分で書いているから大変なんです」と池田は語っている。幹部用冊子の『前進』にも同様の発言があった。初めて読んだ時から私は違和感を覚えた。作家が「自分で書いているから」と言うだろうか? また、ある副会長は「原稿用紙を見るだけで吐き気がする」という池田の発言を紹介していた。それは「原稿を書き写すのが大変だった」からではあるまいか。もちろん邪推に過ぎない。

 正反対の情報もある。例えば人間革命担当だった戸松記者の話を聞いたことがあるが、体調の悪い池田が口述する様子を語る彼の話が嘘とも思えない。

 尚、篠原善太郎説については主要幹部でなかったにも関わらず副会長をも凌ぐ高給取りであったことをゴーストライターの傍証とする人物もいる。

 病後も『新・人間革命』の連載が続いているのは、もはや開き直りというか破れかぶれになったのだろう。ま、後期仏教(大乗)がブッダの名を語った作り話みたいなものだから似たようなものか。

 ゴーストライター説が嘘なら構わないのだが、もし事実であったとすればどうなるのか? 創価学会員は池田大作の名前を冠せばいくらでも騙せるという結論が導かれる。オレオレ詐欺ならぬ池田池田詐欺といってよい。

 もう一つ突っ込んでおこう。ゴーストライターの役回りを務める連中に信心はあるのだろうか? ないね。あるわけないよ。そいつらは詐欺師なのだから。

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2018-07-09

自衛隊