2021-05-09

スラップ訴訟に手を染めた創価学会

 恫喝を目的とした訴訟をスラップ訴訟と称する。

スラップ訴訟をどう抑止していくか 「反社会的な行為」という認識を広めることが重要 | 東洋経済オンライン

 谷川・佐藤が波田地氏を訴えたのが始まりか。今度は安保法改正に反対した天野氏を訴えた模様。それも著作権侵害で100万8000円を請求したというのだから開いた口が塞がらない。私は詳細を知らないのだが、こうなると三代会長のテキストは新たな商売道具として扱われる可能性が高い。ってことで尻尾を丸めて旧ブログを非公開にした(笑)。

 天野氏のツイッターを見る限りでは完全に左翼と同じトーンに堕していて目も当てられない。安保法案に反対するなら、せめて石油を使わない生活を実践するのが筋だろう。この法案はホルムズ海峡を渡る日本の石油タンカーを守る目的で改正されたが、結局骨抜きにされてしまった経緯がある。

創価学会が元学会員に「嫌がらせ訴訟」の理由、コロナで意外なもろさ露呈【危機(6)学会員の離反】 | 有料記事限定公開 | ダイヤモンド・オンライン
原田学会による「スラップ訴訟」 - kaku-haizetsu ページ!
天野達志 | IWJ Independent Web Journal
黄昏の流離人さん / Twitter

 この辺りをざっと眺めただけで個人的に首を突っ込む気はない。2004年頃も自衛隊のイラク派兵に異を唱える創価学会員が署名を集め公明党本部に提出した。しかしながら創価学会から訴訟を起こされた学会員はいないはずだ。池田不在の学会本部は取るに足らない地域の末端幹部の動きすら厳しく取り締まるようだ。そこに彼らの臆病が透けて見える。

 私は去る4月6日に創価学会をやめた。手続きや統監なんぞはどうでもいい。自分で「やめた」と決めればそれまでだ。友岡さんの死が導火線になっているのは確かだが、清水ともみの『私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言』(季節社、2020年)と『命がけの証言』(ワック、2021年)を読んだことが決定的となった。これほどの大虐殺に目をつぶり、今も尚公明党に親中政策を命じる創価学会に身を置くことはできない。

 それにしても不思議なのは安保法改正に反対した創価学会員があれほどいたのに、中国共産党によるウイグル人虐殺を批難する創価学会員がいないのはどうしたことか。せめて学生部あたりから動きが出てもおかしくないと思うのだが。

 大体だな、信濃町界隈でサイレントデモなんかやってる時点で手法を間違えている。デモがデモンストレーションの略語であることも弁えていないのだろう。示威行動の裏側には暴力的な覚悟が秘められている。元々民主政というのは、ボス猿(アルファ雄〈おす〉)に対して集団の暴力が勝(まさ)ったところから始まったのだ。言いたいことがあるなら街宣活動をするのがセオリーだろう。

 尚、老婆心から申し上げておくが、いかなる運動であっても「反」(アンチ)が目的であれば成功することはない。反公明・反学会ではダメなのだ。戦略を欠いた彼らが満足するような結果を得ることは絶対にないだろう。

 最後に一言。「先生、ありがとうございました。現在の私があるのは先生のおかげです。ご恩は生涯忘れません」。これが本音である。

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