日蓮がマンダラ&マントラを勧めたのは印刷技術がなかったためである、と私は判断する。人々の心を結ぶためには、論理的な言葉よりもむしろ儀式性(化儀)であったのだろう。それゆえ日蓮の教えが初期仏教よりもバラモン教的になることは避けられなかったと考えられる。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
ネタ本はこれだ。長尾&服部正明による「インド思想の潮流」がすこぶる面白い。/『世界の名著1 バラモン教典 原始仏典』長尾雅人責任編集(中公バックス、1979年) amzn.to/10HZCd6
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
「初めて」というのは誤り。少し前から存在したが、象徴としてグーテンベルクの名前を使っているだけのこと。/“グーテンベルクは1439年ごろ、ヨーロッパで初めて活字による印刷を行った。” ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
19世紀に入り写真が発明され、これが印刷の製版に応用され、従来の手書きの版から現在の写真版への道を開いた。 spp.or.jp/spp_docs/histo…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
“明治時代に入り、1870年には本木昌造が長崎に新町活版所を創立、これが日本における民間初の洋式活版の企業化である。” ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
1891 東京朝日新聞が日本初の輪転印刷を開始/印刷の歴史 mahoroba.ne.jp/~abura/insatu.…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
“1893年頃:エジソンが謄写版印刷を発明。「ガリ版」の名で知られ、PPC複写機が普及する1980年代まで広く使われた。” kenbunsya.jp/print/p01.html
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
1900年:日本においても、外国の印刷・製版機械および技術が続々と紹介され、コロタイプ、凹版印刷なども活版・石版の両印刷と並び進歩を遂げた。 waterless.jp/waterless/hist…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
意外に知らない? 写真で見る「印刷の歴史」 - ITmedia eBook USER ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年4月27日
・日蓮とマントラ
私の閃(ひらめ)きが見当違いでなければ、19世紀に新しい宗教が台頭してしかるべきであった。該当する人物は二人いる。アルベルト・アインシュタイン(1879年3月14日-1955年4月18日)とジッドゥ・クリシュナムルティ(1895年5月12日-1986年2月17日)だ。人類の心を結ぶのが宗教であるとすれば、20世紀の宗教は「科学」であるといってよかろう。
言葉は文字によって永続性を獲得した。ここから「思考」が立ち上がってきたのだろう。歴史上の思索者は書字から生まれたといっても過言ではない。その意味で人類の歴史は文字以前と文字以後に大きく分けることができよう。とすると文明論では印刷以前と印刷以後となるのは明らかだ。文字がなければ人間の考えは条件反射の範囲に収まる。
更に参考書籍を2冊挙げておく。
・宗教とは何か