甲状腺がんの現状の疫学的理解、津田敏秀教授(岡山大)のたいへん分かりやすい説明。togetter.com/li/467592 現在、多発してることは疫学上、否定できない。多発ならその要因を知り対応を探るための次のステップに進むべき。放射線の影響であるとかないとかの議論は上滑りと。
— 島薗進さん (@Shimazono) 2013年3月7日
福島県民管理調査の検討チームは先月13日、2011年(平成23年)に甲状腺検査をおこなった3万8114人のうち、3人の子どもが甲状腺がんであることを発表した。このほか、細胞診断で、7人が悪性または悪性疑いであることも明らかにした。もともと100万人に1人か2人程度とされている子どもの甲状腺がん。疫学的に見ると、この数値は、いったいどんな意味を持つのか? 疫学を専門とし、『医学と仮説―原因と結果の科学を考える』の著者でもある岡山大学大学院環境生命科学研究科の津田敏秀教授に話を聞いた。