2012-11-18

他人を増上慢呼ばわりする人物

「瞋恚(しんに)は善悪に通ずる」のか?

 ・他人を増上慢呼ばわりする人物

怒りを甘くみてはいけない
セネカ「怒りを有益なものと考えるわけにはいかない」

 ちょうどいいサンプルが見つかったので紹介しよう。


 @jun_s2030氏は編集の仕事をしているようだ。で、彼は391人のフォロワーの前で見知らぬ人物を「増上慢」と罵っている。その気安さからは彼が「安全な位置」にいることが窺える。多分マンモス教団の一員なのだろう。彼は怒りを正当化する。


 では、世界中でなされている怒りに駆られた行動をご覧いただこう。

Darkness

 左カラムの画像をよく見ることだ。

 そして驚くべきことに同じ人物が次のように書いている。


 彼は「自戒」してからちょうど1ヶ月後に他人を増上慢と「裁断」したわけだ。編集を生業(なりわい)とする人物でありながら、分裂気味の言葉を平然と綴っているのだ。彼は確実に「自分が正しい」と思い込んでいる。その錯覚が恐ろしい。しかも周囲には注意をしてくれる人物もいないようだ。類は友を呼び、自分を見失ってゆくのだろう。


 信仰とは自語相違の異名なのかもしれない。

レトリックに騙される人は多い