魂が植民地化されている人は、自分自身の地平ではなく、他人の地平を生きるようになります。自分自身の感じる幸福ではなく、他人が「幸福」だと考えることを追求するようになるのです。(『原発危機と「東大話法」 傍観者の論理・欺瞞の言語』安冨歩) amzn.to/PLNlxH
— 小野不一さん (@fuitsuono) 11月 14, 2012
先ほど紹介した安冨本は必読のこと。組織や集団の利益が優先される場面で行われるのは「人間が殺される」という事実である。その暴力性の爪を見事に暴いてみせる。これほどしなやかで強靭な知性の持ち主は、私が知る限り岡真理と友岡雅弥くらいしか思い浮かばない。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 11月 14, 2012
安冨が明らかにしているのは「欺瞞に染まる人物」ではなくして、「自ら欺瞞に生きる人々」が存在する事実である。最初は単なるパーソナリティ障害かと思ったがそうではなかった。権力者の意図を汲んだ上で、狡猾な文脈を作り上げる連中がいるのだ。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 11月 14, 2012
「なんかおかしいな?」とは思いながらも、批判しきれない人々は、欺瞞の物語が脳に染み込んでしまう。文脈とは物語であり、脳内のシナプス結合でもある。例えば戦前であれば教育勅語が日本人の脳を支配していた。物語は脳味噌から溢れ出して、必ず社会化・法化する。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 11月 14, 2012
あらゆる集団・組織が安冨歩〈やすとみ・あゆむ〉を必要としている。
・「東大話法」に騙されるな
・岡真理
・友岡雅弥