2014-05-16

超越主義とスピリチュアリズム



 これが実は中々難しい問題なのだ。本地垂迹(ほんじすいじゃく)説と似た趣がある。スピリチュアリズムも同様の二重性をはらんでいる。私は日本仏教の密教性(スピリチュアリズム)には否定的だが、インディアンのスピリチュアリズムは肯定する。また、非我という訳語は超越と親和性があるように思う。我の存在を認めているためだ。個人的には無我が正しいと考えている。