2014-03-03

げたの雪

 踏まれても どこまでもついて行く げたの雪。こんな永田町川柳がある。どんなに踏んづけられても、げたの歯の間にはさまった雪のようにしつこく離れない。ということだが、最後は解けてなくなってしまう、との怖いオチもついている▲自民党と連立を組んだ政党の与党・権力への執着とその末路を皮肉る秀句である。

余録/毎日新聞 2014-03-03

 創価学会員の投票が自民党議員を強力に支えているのだから、もう「下駄の歯」になったと考えてよかろう。歩けば歩くほどすり減るわけだが。