2014-03-09

日蓮聖人比叡山12年の修学

高橋俊隆

『法華本門宗要集』下巻(二一五八頁)には、父が「東条小湊の浦の釣人権頭」といい、日朝『元祖化導記』(一四七八 文明十年)には、父の名を貫名五郎重実の次子重忠と記し、日潮の『本化別頭仏祖統紀』には、母は清原氏出身、舎人親王の後裔・畠山一族の大野吉清の女梅千代といい、法名は妙日・妙蓮。父は正嘉二年(一二五八)二月十四日、母は文永四年(一二六七)八月十五日に歿したと伝えている。
 宗祖の兄弟は四人説、五人説がある。いづれも男兄弟である。

宗祖のご舎弟・貫名藤平家の伝承考:石川修道(元現代宗教研究所研究員)】

「日蓮聖人の伝記について」高橋俊隆

 →日蓮宗妙覚寺

本化別頭仏祖統記

 4コマ目に日蓮画像あり。椅子の上に胡坐(こざ)というスタイルが目を引く。