2016-05-23

聖教新聞社はブラック企業

 聖教新聞の配達賃金について述べる。尚、正確な報酬額について私は知らない。

聖教新聞販売店は、自分の仕事である新聞配達を会員に最低賃金も払わずに配らせていますが、正当ですか

 sitsurenotokonoomoiさんの回答によれば、「週5日、配達軒数30軒くらい……他に月1回大白蓮華という雑誌等も一緒に配ります……一部は集金業務があります。月に1万円位です。私の地区では、1日の作業時間は40分程度で終わります。1日分に換算すると、500~600円です」ということらしい。細君が配達員なので正確な情報と考えていいだろう。



 現在の東京をモデルにすると、907円×1.25(深夜割増)×2/3(40分)=760円(小数点以下切り上げ)となる。最低賃金との差額は1日あたり160~260円である。これを惜しむがゆえに聖教新聞の配達はアルバイトではなく請負契約となっている。

 ただし地方であれば時間はもっと掛かることだろう。バイクやクルマで配達することも珍しくはない。諸経費はすべて自己負担である。北国の冬などは更に過酷さを増す。

 そしてほぼ毎日のように配達員さんの事故がある。死亡した人々もいる。

 こうした事実を見過ごしてきた婦人部幹部の不作為を思えば、代々の婦人部長は与同罪で地獄に堕ちていることだろう。もちろん聖教新聞社の職員が成仏することはない。

 聖教新聞社こそは元祖ブラック企業である。