2015-03-07

「遠藤文書」に関するメモ

遠藤文書」を読んだ。飛ばし読みだが。

 ま、遠藤が蟷螂(とうろう)の斧を振るったということなのだろう。査問だってさ。まるで共産党だわな(笑)。

 原田は官僚、谷川は策士(谷川副会長の独断に反発)、長谷川は茶坊主である。教義改変にまつわる一連の動きは谷川会長体制に向けた基盤作りと見てよい。谷川は秋谷をも小馬鹿にしているようだが、年老いた秋谷も次期体制になびいているのだろう。そもそも一旦外れた佐藤を再起用したのが秋谷であった。

 それにしても「お元気な池田先生」は何をしているのか? 同文書からは影すら伝わってこない。やはり病状は重いのだろう。

 あまり情熱が湧かないのでメモだけ残しておく。

・時代がかった言葉づかいとなっているのは、阿部vs.池田紛争の「お尋ね文書」に倣(なら)っているため。

・遠藤の名前は『法華経の智慧』から削除されるだろう(笑)。

・一見すると教義を語っているようだが、実は池田を巡る議論となっている。創価学会は池田教というよりも「池田党」というのが相応(ふさわ)しい。

・教義・道理で大衆(創価学会員)は動かない。このため中央に反旗を翻すためにはどうしても師弟というロジックを振りかざす羽目となる。

・遠藤は小者である。が、勇気を奮い起こした。その遠藤を傍観する輩が学会本部には山ほどいることだろう。だって査問が怖いからね(笑)。

・遠藤がやったことは、沈みかけた船の中で目的地を正すことであった。既に船から下りた私からすれば、組織内の揉め事にしか見えない。

・池田不在の長期化が創価学会の求心力を失わせ、今後は原理主義者や過激派が台頭することだろう。

・公明党の得票数が大きく下がりだせば、自民党は見向きもしなくなることだろう。自民党に春が来れば下駄の雪は自然に溶ける。そのタイミングで創価学会は必ず分裂に至る。

・私を査問せよ。相手の顔が変形するほどぶん殴ってやるよ(笑)。