2018-07-25

「被害者ぶる人たち」の厄介すぎる危険な生態 かかわってしまうとヤバイことになる

 ところが、「被害者の強さ」を悪用する人たちもいる。必ずしも被害者ではないのに、被害を受けたとウソをつき、まわりの人々を味方につけて誰かを攻撃するのだ。

片田珠美

 ま、書籍の宣伝記事だろう。視点は面白いのだが例が卑近すぎてつまらない記事になっている。

 取り上げるなら昨今世相を賑わせている左翼のヘイト糾弾運動がタイムリーだ。また、創価学会の言論出版妨害事件・細井 vs. 池田紛争・阿部 vs. 池田紛争も同じ色合いをしている。別の言い方をすれば「ルサンチマンに基づくポリティカル・コレクトネス」となろうか。イデオロギーによる運動を展開する団体ではこうした言論活動が【戦術】として行われているところに注意を要する。自分が加害者であったとしても被害者の仮面をかぶり、更には受難の域にまで物語が高められる。

被害者のふりをせずにはいられない人 (青春新書インテリジェンス)
片田 珠美
青春出版社
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