公明は議員報酬見直しをめぐって自民党と決裂。小池氏が6日の公明党都本部の賀詞交歓会で「東京大改革を進める同志の皆さまが大きく大きく都議会で花を咲かせるために、皆さまと歩みを進めたい」と呼びかけると、歓声が上がった。
【産経ニュース 2017-01-07】
創価学会が公明党を擁することはもちろん憲法違反ではない。ただし再三指摘してきた通り、選挙戦での会館使用・東京都議会選挙などに見られる他地域からの動員は大いに問題がある。また立候補する権利を間接的に侵害されていることも述べた。もう一つ付け加えるならば、学会員の民意が反映されないことだ。ご存じのように公明党候補は創価学会幹部がトップダウンで決めており、学会組織における人事の延長線上にあるといっても過言ではない。2006年4月の診療報酬改定によって多数のリハビリ難民が出た。私はこの時以来、公明党には投票していない。自民・公明は政策ミスが人の命を奪うことに気づかなかった。個人的には公明党が長らく掲げてきた福祉や大衆から離れ、自民党に対して参議院的な役割を果たす方向にシフトしたと見る。学者の鶴見和子は詠んだ。
政人(まつりごとびと)いざ事問わん老人(おいびと)われ生きぬく道のありやなしやと
ねたきりの予兆なるかなベッドより おきあがることできずなりたり
リハビリを打ち切られた鶴見は幾度となく「小泉に殺される」と語り、そして死んだ。