2017-01-06

謹賀新年

 新年、明けましておめでとうございます。

 やはり幾つになっても年が明けると気持ちが改まる。不思議なものである。戦後間もない頃までは数え年であった。一歳としをとる重みが有り難い現実を示しているのだろう。

 私がインターネットを始めたのは1998年のことである。一番最初に立ち上げたのは「Great Readers」というホームページであった。タイトルはリードする人と本を読む人の掛詞(かけことば)だ。これは青年部時代に分区で行っていた希望者による読書研鑚を通した人材育成グループのサイトで感想文を掲載していた。希望者としたのは「本を購入する」という金銭的強制があるため。

 続いて1999年に「創価学会ML」なるメーリングリストを立ち上げた。最初は私がメールで折伏した女性を育成するつもりで始めたのだが、あっという間に100人を超す大所帯となった。最盛期には一日で100通以上のメールが飛び交った。その後「創価仏法研鑚掲示板」を開設。はてなダイアリーで「創価王道」を始めたのが2003年である。

 なんと今年でもう20年になる。齢(よわい)を重ねるごとに矢の如き光陰は加速度を増す。これからの20年を思えばうかうかしているわけにいかない。人生の最終章なのだから。

 なぜブログを更新するのか自分でもよくわからない。「お前の役目はとっくに終わっただろうが!」という声も聞こえてきそうだ(笑)。私が活動をやめたのは10年ほど前になる。即断即決がモットーなので「やめる」と決めたら直ぐやめる。少しずつ出なくなるというような中途半端なことはしない。で、私に対して説得を試みる強者(つわもの)は一人もいなかった。ま、当たり前だ。来たらこてんぱんにしてやるよ。たとえ相手が副会長であったとしても、

 創価学会から離れてしまえば日蓮から離れるのにもそれほど時間を要さなかった。これはクリシュナムルティの影響が大きい。40代半ばで完全に眼が開いた。

 振り返ると創価学会には楽しい思い出ばかりがある。様々な人々から受けた恩も決して小さなものではない。

 物語と事実は異なる。眠ったままの人々は事実を知る努力をしない。事実を突きつけても目を閉じる。それはそれで自由だ。他人がとやかく言う必要はない。何を信じるのも自由だし、眠るのも自由だ。

 私がやろうとしているのは嘘を明らかにすることだ。特に反逆者のレッテルを貼り、聖教新聞紙上で口汚く罵り、家族のプライバシーをも世間に晒(さら)した創価学会の行為は断じて許すわけにはいかない。

 ま、そんなわけで今年も宜しくお願いします。