もどりますが、そうした意味で、ユニテリアンを中心としたトランセンデンタリストは「神」の名は、キリスト教会で説かれる神にのみ限定されないという発想へと昇華され、制度組織としての教会は、魂を帰って歪めてしまうから、とジャンプしてしまいます。
— 氏家法雄 (@ujikenorio) October 20, 2010
しかしながら、悟りのプラグマティズム&ホリスティック(全体論的)な洞察の追求がスピリチュアリズムの温床でもあるわけです。 RT @ujikenorio: もどりますが、そうした意味で、ユニテリアンを中心としたトランセン... http://bit.ly/c67Y7j
— 小野不一 (@fuitsuono) October 22, 2010
重要な部分なので少々解説しておく。トランセンデンタリストは超越主義者のこと。
もう少しアメリカの歴史を辿れば、『若草物語』で知られるルイーザ・メイ・オルコットの父親(※エイモス・ブロンソン・オルコット/オルコット大佐とは別人)に注目する必要がある。このオヤジがエマソンやソローに超越主義を吹き込んだのだ。
【神智学協会というコネクター/『仏教と西洋の出会い』フレデリック・ルノワール】
超越主義はエマソン、ソローらによって息を吹き込まれ、ウォルト・ホイットマンにも影響を与えている。
私はここにニューエイジ・ムーブメントの淵源があると考えている。
不幸なことにクリシュナムルティはニューエイジの教祖みたいに祭り上げられているが、むしろニューエイジは神智学協会の思想と親和性があるように思われる。神智学協会というのは、言ってみれば「世界の比叡山」みたいなものだ。
【付記 8月18日】神智学協会とニューエイジを「密教≒スピリチュアリズム」で括ることは可能だと思われる。