「戦場では人は何にでもなる」
村上春樹さんがこの春に発表した長編小説「騎士団長殺し」(全2巻)は、歴史の暗部と向き合うことを読者に求める作品である。
登場人物の学生は20歳で徴兵されて1937年の南京攻略戦に加わり、復学した後に自殺する。遺書には、上官に命令され、軍刀で捕虜の首を切らされた経験などがつづられていた。
この学生が所属したのが、勇猛果敢で名をはせた熊本第六師団という設定である。
まるで通過儀礼のように、新兵に銃剣で捕虜を殺させる場面は、79年に刊行された元兵士の証言集「揚子江が哭いている―熊本第六師団大陸出兵の記録」(創価学会青年部反戦出版委員会編)にも登場する。
死が常に身近にある戦場の最前線だ。「気も荒くなり、また、敵愾(てきがい)心も増す(中略)民間人に対して、さらには赤ん坊にまで目をそむけたくなるような仕打ちをしていく」
「殺すのがあたりまえという感覚」から「ただ殺すのはおもしろくない、少し変わった殺し方を」と思うようになったという証言もある。
【西日本新聞 2017年08月14日】
村上春樹氏の新刊『騎士団長殺し』の中に、「日本軍は南京で大虐殺をした」という文章があるらしい。これでまた彼の本は中国でベストセラーになるね。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2017年2月25日
中国は日本の誇る大作家も「南京大虐殺」を認めているということを世界に広めるためにも、村上氏にノーベル賞を取らせようと応援するかもしれない。
村上春樹氏の最新作「騎士団長殺し」に南京戦に関する記述有り。内容は中国側の一方的な主張をなぞっただけのもの。実際に南京戦に参加した方々への取材を続けてきた私には、あまりに迂闊で軽率に思える。村上氏は我が自宅の近所に住んでいるらしいので、もし見かけたら小一時間ほど問い詰めたい気分。
— 早坂隆 (@dig_nonfiction) 2017年3月4日
着々と増える★一つ評価(笑)。/https://t.co/BNHzGO2hY3:カスタマーレビュー: 騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 https://t.co/y2FBQhi0TL
— 小野不一 (@fuitsuono) 2017年3月2日