2016-08-27

13億円

 昭和四十八年十月十四日、正本堂東広場完成法要の記念式典のあと、数千人の学会員の目の前で、池田大作は日達上人にごう然と喰ってかかった。
「猊下はウソつきだ!! 正本堂で、あれだけやらせておいて、御本尊一幅ですまそうとする。ずるい。約束の十三億円、私に下さい。必ず下さい!!」

信者の前で日達上人を恫喝 「13億円よこせ!!」


 大石寺66世細井日達法主と創価学会三代会長・法華講総講頭・池田大作との不協和の最初は、1973(昭和48)年10月14日、大石寺での正本堂建立一周年記念法要の席で、池田大作が公衆の面前で「十億、本山から学会に寄付して下さい」「二人で話し合ったことが壊れるようでは信用できません。これからは皆の前で堂々とやります」「もう隷属はしません」「皆が欲しいのは慈悲です」「(富士)学林もそっちで建てて下さい」等々と、大石寺66世細井日達法主を怒鳴りつけた事件だとされる。

「正信覚醒運動」を過激にリードしていった「裏の宗務総監」「裏の宗務院・正信会の五老僧」