2013-09-27

公明訪中団、中国要人との会談が急きょ中止

 公明党の若手国会議員による訪中団が4日に予定していた中国共産党中央対外連絡部(中連部)幹部との会談が、急きょ中止になったことがわかった。

 公明党は、山口代表が今年1月に習近平(シージンピン)国家主席と会談するなど、中国とのパイプをアピールしてきただけに、党内では「中国の反応がこれほど厳しいとは思わなかった」と落胆の声も出ている。

 訪中団は4~6日の日程で北京を訪問しており、同党は王家瑞(ワンジアルイ)対外連絡部長との会談を想定していた。中連部側から直前に「会談できない」との連絡があったという。これに関連し、山口氏は4日、国会内で記者団に対し、「中連部と何らかの会談はあるのではないか」と述べ、6日までに会談が実現することへの期待感を示した。

【YOMIURI ONLINE 2013年9月4日】