昨夜は暴風雨が日本中で吹き荒れた。明け方、激しい嵐の音に驚いて目覚めると、驚いたことに新聞配達のバイクの音がした。外は猛烈な雨風であり、こんなときにバイクで走り回るのは危険きわまりない、と心配した。(続く)
— 小野不一 (@fuitsuono) September 15, 2013
朝起きてニュースを見ると、和歌山県で新聞配達員の方が台風の倒木と衝突して亡くなられたという記事が出ていた。台風の早朝に新聞を配達させるのは、とんでもなく非人道的な話である。ネットを検索してみると、新聞配達員の事故死のニュースが多いのに驚いた。(続く)
— 小野不一 (@fuitsuono) September 15, 2013
(中略)新聞販売業が含まれる「小売業」の労働時間あたりの死傷事故度数は2.76であるが、これは全産業の1.78を大幅に上回る。また、配達員が人に怪我を負わせるケースもあるだろう。人の命と引き換えにしてまで、新聞を家で読みたい人がどれほどいるのか、真剣に検討せねばならない。(続く)
— 小野不一 (@fuitsuono) September 15, 2013
新聞各社がこれ以上、無理のある紙媒体の全家庭への配達という百年前のビジネスモデルに固執することは、新聞業界の斜陽化をもたらすのみならず、大気を汚染し、低賃金で過酷な条件で働く販売員の方々の命を奪い続けることを意味する。(続く)
— 小野不一 (@fuitsuono) September 15, 2013
彼らの雇用は、業界各紙が大胆なビジネスモデルの転換に挑戦し、情報通信界にイノベーションを起こすことを通じて、確保されるべきである。(安冨歩) http://t.co/m6uhrcp2bF
— 小野不一 (@fuitsuono) September 15, 2013