・フランス革命とフリーメイソン
フランス革命のスローガンである『自由・平等・博愛』は革命前からある言葉で、もとはフリーメーソンのスローガンにほかなりません。
【『エンデの遺言 「根源からお金を問うこと」』河邑厚徳〈かわむら・あつのり〉、グループ現代(NHK出版、2000年/講談社+α文庫、2011年)】
本文は「フリーメーソン」となっているが、自分用検索キーワードのために敢えて「フリーメイソン」とした。上記テキストはフランス革命にフリーメイソンが関与している事実を示したものだが、この時ユダヤ人も動いたことを見逃すことができない。ユダヤ人はヨーロッパ、ロシアで数世紀にわたって迫害され続けてきた。ロマ人同様、流浪の民であった。フランス革命は君主制から共和制への大転換を図り国民国家が誕生した。ユダヤ人もまた国民として認められた。長らく続いた差別が解消されたわけではなかったが、ドレフュス事件(1894年)などを逆手に取ってシオニズム運動を展開した。こうした歴史がソ連の誕生につながってゆくのである。「ロシア革命で臨時政府が全市民の平等を宣言すると、ユダヤ人集団は臨時政府を支持した。1917年、アナトリー・ルナチャルスキー(ソ連初代教育人民委員)がクーデター直前に作成した順位表によれば、1位のレーニン、2位のトロツキー、3位のスヴェルドロフ、6位のジノヴィエフ、7位のカーメネフはユダヤ人であり、指導者グループでユダヤ人でなかった者は4位のグルジア人スターリン、5位のポーランド貴族のジェルジンスキーの2名であった」(Wikipedia)。
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