勤務先では理事長と総長と学長がそれぞれ別々にいるのだが,どういう役割分担なのだろうか。なお総長は名誉教授なので教員出身ではある。
— umedam (@umedam) July 5, 2020
説明しよう! 駒澤大学の「学長」は教員の代表で学内の選挙で選出される。が、総長は建学の理念・教学の象徴といった位置付けで、理事長に指名権があり、曹洞宗の坊さんでないと就任できない。この宗教校ゆえの役割分担とされてはいるんだが、が、が… >RT
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) July 5, 2020
元来、駒大の最高意思決定機関は理事長、総長、学長、副学長、事務局長で構成する常任理事会。理事長は曹洞宗から天下ってきて事務局長の指名権があった。一方、学長は学内選挙で選ばれ副学長の指名権がある。すると、宗門と学校が対立した場合、手詰まりになるので、理事長の指名する総長がいたのだ!
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) July 5, 2020
この駒大の常任委員会制度は、リーマンショックで150億円溶かしたときに見直しが始まり、今は副学長2人制、事務局長の権能を総務局長、財務局長に分けての執行理事制になったが、結局大モメしたときに事実上の宗門指名理事としての総長のキャスティングボートはデカい。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) July 5, 2020
多少の例外はあれど、駒大に限らず宗教学校の教団から降ってくる理事長なんて学校に常駐してないので、駒大総長とは宗門の遠隔操作に忠実な、駒大内の「反宗門空気」の監視役である必要があって、過去には変なフィクサーと化す人もいたりしたのである。俺は具体的に苦労させられたから知っている。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) July 5, 2020