2018-05-29

給与をピンはねされる共産党議員

 確か公明党も似たようなことをやっていたはずだ。代議士は財務ができないため。長谷川重夫は既に政界を引退した矢野絢也に対して2~3億円の寄付を強要したことがある。一方で綺麗事を言いながら他方でカネに汚いところがそっくりだ。

2018-05-24

左翼思想の害毒

 分裂した民主党勢力や朝日新聞・共同通信(ローカル紙に社説や記事を配信)・TBSなどが左翼的な立場を鮮明にして安倍政権批判に血道を上げている。もはや焦りを隠そうともせず支離滅裂な姿勢を恥じることもなく政争のための政争を繰り広げる。

 私の世代以前は完全に左翼思想の害毒に冒されている。創価学会員であれば尚更で、『潮』誌上に連載されていた本多勝一の「貧困なる精神」を愛読していた人も多いはずだ。私は創刊された『週刊金曜日』も数年にわたって購入していた。1990年代以前において知識人とは左翼であり、あまりにも数が多すぎて左翼という事実すら意識されていなかった。

 開高健〈かいこう・たけし〉の盟友である谷沢永一〈たにざわ・えいいち〉が保守主義の旗幟(きし)を上げた時、ファンであった我々は冷笑をもって答えた。「新しい歴史教科書をつくる会」が結成(1996年)された際は「オイオイ、軍国主義の復活かよ」と嘲り笑った。「チャンネル桜」(2004年設立)を見る者はネトウヨ(ネット右翼の略称)と呼ばれた。

 ところが、である。実は彼らこそが「目覚めた人々」だった。私が日本の近代史に目覚めたのは2011年以降のこと。たぶん150冊くらい読んできた。もちろん玉石混淆(ぎょくせきこんこう)である。日本万歳本も多い。ま、長らく続いた自虐史観に対する反動に底の浅いものがあるのも致し方ないように思う。

 で、読んだからといってわかるものでない。調べれば調べるほどわからなくなることも多いのだ。例えば明治維新におけるユダヤ資本の役割、二・二六事件の歴史的意味、そして近衛文麿の評価など。

 それでもGHQが行った「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」(戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)を知るだけでも迷妄が晴れる。

 あれほど人気のあった本多勝一の嘘が暴かれるようになり、かつて本多が糾弾した山本七平が広く読まれている状況が左翼の凋落(ちょうらく)を雄弁に物語っている。

 本当であれば尊皇社会主義が出てくるべきなのだが、かつての青年将校はどこにもいないようだ。

パワハラ対策







 資本主義社会では全てが経済に換算される。非正規雇用問題の本質は「賃金によって低いランクの人間として位置づけられている」ところにある。社会で強いられる忍従は殆どの場合、カネが絡んでいる。カネが欲しいから我慢をし、カネがないから頭を下げるのだ。国家が本気で国民を守ろうとするならば、私は義務教育でサバイバル技術を教えるのが当然だと思う。小野田寛郎〈おのだ・ひろお〉や加村一馬〈かむら・かずま〉は確かな知識があったからこそ生き延びることができた。「知は力」というが時に「知は生」であり「無知は死」を意味する。我々はカネがなければ生きてゆけない――そう信じ込んでしまっている。社会が荒(すさ)んでくるにつれて価値観も逆転するほど変わりつつある。現代社会において「逃げる」ことは決して恥ずかしいことではなく、むしろ果断と考えられるようになってきた。不自由よりも自由を選べ。

逃げる力 (PHP新書)
逃げる力 (PHP新書)
posted with amazlet at 18.05.24
百田 尚樹
PHP研究所
売り上げランキング: 2,822

諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉
為末 大
プレジデント社
売り上げランキング: 8,739

逃げる自由 〈諦める力2〉
為末 大
プレジデント社
売り上げランキング: 45,845

2018-05-22

「ポスト池田大作の本命はわからなくなった」

 安倍政権の揺らぎは、連立を組む公明党の支持母体・創価学会にも及ぶ。

「ポスト池田大作の本命はわからなくなった」。創価学会主任副会長だった谷川佳樹が今年1月、壮年部長に突如異動し、学会には激震が走った。次期会長の有力候補に浮上したのが、同じ主任副会長だった萩本直樹。永田町では谷川のほうが名が知られているが、学会内では萩本の方が年齢もキャリアも上だ。谷川は菅と親しい学会副会長(選挙担当)の佐藤浩とのパイプを利用し、着々と地歩を固めてきた。だが、谷川世代に交代するまでの「つなぎ」と目されていた第6代創価学会会長の原田稔が、安倍政権と歩調を合わせてきた「谷川・佐藤」ラインから、軌道修正を図っていると囁かれる。原田の任期は来年11月まで。学会の平和理念に照らし、原田が名誉会長の池田や周辺の理解を得るために「安倍離れ」を徐々に進めているのではないかとの声が静かに広がりつつあるのだ。

大叔父・佐藤栄作の奇策「黒い霧解散」再来はあるか 3選に向けてなりふりかまわぬ安倍に物申した2人の人物と創価学会の変化

 で、赤坂太郎って誰だよ?(笑) 左傾化する『週刊文春』のクソ記事。文藝春秋社の松井清人〈まつい・きよんど〉社長は有田芳生〈ありた・よしふ〉の同志であり、佐高信〈さたか・まこと〉がエールを送るような人物だ。

 次期会長がもしも萩原になるのだとしたら、池田家の相続問題が絡んでいるのではないか? 谷川だとかつて池田が行った手を使いかねないからね。ま、誰がなったところで何も変わるまい。

 それよりも私が懸念するのは創価学会のキッシンジャー・コネクションと中国コネクションが一つになっているのかどうかだ。今となっては若い池田が老練な周恩来に騙された印象を受けるが、キッシンジャーが極秘訪中(1971年)で周恩来と語ったのは「将来的な中国の覇権を認める」というものだった。それどころかビンの蓋論(在日米軍は日本の軍国主義化を防ぐためのビンの蓋〈ふた〉である)までぶち上げている。

 メディアと官僚が安倍政権の足を引っ張るのは彼らが戦後利権に与(あずか)るアメリカの走狗であるためだ。このタイミングでまたぞろ創価学会が米中に利用されるようなことがあれば取り返しのつかないことになる。世界平和はローマ法王に任せておけばよろしい。アメリカとキューバが和解したのも、ウクライナ紛争を調停したのもフランシスコ法王のお膳立てによるものだ。

2018-05-15

右翼と左翼

 主義主張に生きる者は不思議なほど同じ表情をしている。特に17分00秒の証言が貴重だ。尚、番組最後に登場する大谷昭宏は読売新聞大阪社会部出身の左翼シンパである。

除籍

2018-05-12

市川雄一秘話

 なぜ市川氏は永遠の空席と言われた参謀室長に任命され、池田会長が付けていたゼロ番のバッジを付けてもらえたのか。その理由を池田会長はこう述べた。「日本共産党と戦っているのは市川だけだ。参謀室長に値する。理論闘争に負けるようなものは私の弟子ではない」(主旨)

市川雄一氏のご冥福を祈りつつ過去の秘史を明かすーその1

2018-05-04

切り取られた写真


朝鮮労働党からの除名と創価学会からの除名を考える
消えたトロツキー その一
消えたトロツキー そのニ