2012-09-30
2012-09-29
『思想としての法華経』植木雅俊(岩波書店、2012年)
『図表で読む日蓮遺文』小林正博(第三文明社、2012年)
2012-09-28
他国を罵倒したり侮蔑することによってしかおのれの国の優位性を語れない人
他国を罵倒したり侮蔑することによってしかおのれの国の優位性を語れないと思っている人が、国際社会で敬されるということはありません。自分に敬意を払わない人間を処罰する人間は、なぜ敬意を払われないのかについて省察することを拒絶した人間です。そのような人間に敬意を払う人はいません。
— 内田樹さん (@levinassien) 9月 27, 2012
ま、どんな集団や組織も一緒だとは思うが。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 9月 28, 2012
特に政治と宗教が酷いわな。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 9月 28, 2012
2012-09-26
死んだら地獄に堕ちる
「死んだら地獄に堕ちる」というのは、運命(キリスト教)の混乱および因果(仏教)の乖離を埋める物語にすぎない。世界を見よ。悪徳が栄えているではないか。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 9月 21, 2012
2012-09-22
自分の考えを外界と照らし合わせる
私に言わせれば、自己批判に努めたり、自分の考えを外界と照らし合わせたりするとき、人は科学しているのである。
— カール・セーガン博士さん (@carl_sagan_bot) 9月 22, 2012
2012-09-20
2012-09-19
ソフト・パワーと分断統治
東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。
【ジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」】
ソフト・パワーは分断統治(分割統治)と同義の可能性がある。
生命は存在しない
生命という言葉は魂と同義であるといってよい。その意味での生命は存在しない。我々が確認し得るのは生命活動、生命反応、生命現象のみである。諸法無我とはこれなり。生命は関係性(縁起)の中でのみ発揮される。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 9月 14, 2012
2012-09-18
脳と心の関係
心を「脳+α」だと思い込んでいる人が多い。だが実際は右脳に存在することが判明しつつある。つまり心とは「脳機能の一部」に過ぎない。これが現実。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 9月 12, 2012
2012-09-17
完全な悟り
2012-09-16
2012-09-15
創価学会員は正しい歴史を学ぶべきだ!
創価学会の友人から、小生のtwに批判が。世間のデマを信じ、学会の攻撃、批判をしていると罰が当たるという。信仰は、自由で、荘厳であるが、歴史の事実を、捻じ曲げて、創価学会員に、教えて、伝えている現況は、黙視できない。強い信仰は、素晴らしいが、もう少し謙虚に、正しい歴史を学ぶべきだ!
— sibatamasamiさん (@sibatamasami1) 7月 29, 2012
こうした人物を味方にできないところに現在の創価学会の弱点がある。この方のツイートからは真面目な人柄が伝わってくる。創価学会についての意見が多いがちょっと批判の腰が弱い。多分おとなしい人物なのだろう。
2012-09-14
敗戦の光景
少年は焼き場のふちまで進むとそこで立ち止まる。わき上がる熱風にも動じない。係員は背中の幼児を下ろし、足元の燃えさかる火の上に乗せた。まもなく、脂の焼ける音がジュウと私の耳にも届く。炎は勢いよく燃え上がり、立ちつくす少年の顔を赤く染めた。気落ちしたかのように背が丸くなった少年はまたすぐに背筋を伸ばす。私は彼から目をそらすことができなかった。少年は気を付けの姿勢で、じっと前を見つづけた。一度も焼かれる弟に目を落とすことはない。軍人も顔負けの見事な直立不動の姿勢で弟を見送ったのだ。
【『トランクの中の日本 米従軍カメラマンの非公式記録』ジョー・オダネル、ジェニファー・オルドリッチ:平岡豊子訳(小学館、1995年)】
2012-09-13
「わからないこと」を自覚するのが知性である
「わからないこと」を自覚するのが知性である。ほぼすべての宗教がインチキ臭いのは「わかったつもりで」語っているため。「お前は神か?」と言いたくなる。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 9月 11, 2012
信じる者たちよ、相対性理論、不完全性定理、不確定性原理、複雑系科学、量子力学を学べ。少しは健全な懐疑が芽生えることだろう。せめてラプラスの悪魔だけでも。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 9月 11, 2012
2012-09-12
自由な少年
「イスラーム」というアラビア語は「服従」を意味する(ダニエル・デネット著『解明される宗教 進化論的アプローチ』)。そしてモスクは「跪(ひざまず)く場所」を指す。ムスリム(イスラム教徒)は世界のどこにあろうと1日に5回の祈りを捧げる。腰を折り、地に伏しているのは父親であろうか。少年は服従していない。彼は自由だ。ちょっと呑気(のんき)すぎるけど。
2012-09-11
ベイルマンやフェリーニの映画
ベイルマンやフェリーニの映画は、物語映画よりはるかに関与性を要求する。物語の筋は音楽のメロディの流れにも似て、一群の出来事を囲い込む。メロディとはメロス・モドス(すなわち、一周りの道)であり、東洋の「クール」な芸術においては使われることのない継続的、連結的、反復的な構造のことである。禅の芸術と詩歌とは、視覚によって組織された西欧世界で使われる連結によってでなく、空隙によって相手の関与性を生み出す。東洋の芸術で見る者が芸術家になるというのは、見る者がいっさいの連結を自身で補充してやらなければならないからである。
【『メディア論 人間の拡張の諸相』マーシャル・マクルーハン:栗原裕〈くりはら・ゆたか〉、河本仲聖〈こうもと・なかきよ〉訳(みすず書房、1987年)】
2012-09-10
組織に対する批判
もし、組織への批判を一切許さないというのであれば、本末転倒であり、組織が信仰者を支配し、蹂躙する結果をもたらす。さらに言えば、組織というものは、変化を嫌う傾向がある。この傾向を打ち破ることができるのは組織に対する批判であり、提案であり、建設的な意見であろう。
— 一平さん (@himura_ippei) 8月 14, 2012
構成員の苦労なんぞノーコストだと思ってんだろうね
満員電車なんて全員が同じ時間に移動するという、明らかに社会システムの欠陥なんだけど、ほとんどの企業や教育機関には始業時間をずらして解決なんて発想はまず無いな。構成員がどんなに苦労しても朝一にみんな会社に揃っている運用する方が大事だから。というよりも構成員の苦労なんぞノーコストだと思ってんだろうね。
【満員電車という欠陥社会システム - nullpo.printStackTrace();】
2012-09-09
2012-09-08
スケジュール管理
スケジュール管理って、スケジュールに管理されるだよね。
— 小田嶋 隆さん (@tako_ashi) 9月 8, 2012
スケジュールを選べるのは権力者だけ。 QT @yokuma スケジュールをつくるのがスケジュール管理であって、スケジュールどおり行動するのがスケジュール管理ではない。 RT @tako_ashi: スケジュール管理って、スケジュールに管理されるだよね。
— 小田嶋 隆さん (@tako_ashi) 9月 8, 2012
スケジュールは権力の作用として、上から下に強制される。末端の人間のスケジュール管理は、実態としては手帳に無理を書き込む作業に尽きる。で、そのスケジュールをこなせば消耗が蓄積し、こなせなければ無能扱いを受けるわけだよ。そうですともちょっとすさんでますよ。
— 小田嶋 隆さん (@tako_ashi) 9月 8, 2012
公明、維新に附して万里を渡り…
維新 東京など3選挙区も擁立見送り
大阪維新の会を率いる大阪市の橋下市長は、7日夜、公明党の白浜副代表と会談し、次の衆議院選挙で、公明党が議席の回復を目指す近畿地方の6つの小選挙区だけでなく、東京など3つの小選挙区でも、候補者の擁立を見送る考えを伝えました。
7日夜、大阪市内で行われた会談には、大阪維新の会の幹事長を務める大阪府の松井知事らも同席し、次の衆議院選挙に向けた対応などを巡って意見を交わしました。
この中で、白浜副代表は、公明党が議席の回復を目指す、大阪、兵庫の6つの小選挙区に加えて、東京、神奈川、北海道の3つの小選挙区についても、大阪維新の会が結成する新党の候補者の擁立を見送るよう要請しました。
これに対し、橋下市長と松井知事は、「6つの小選挙区のほか、東京など3つの小選挙区についても、十分、配慮する」と述べ、近畿地方だけでなく、公明党が候補者を擁立する全国の9つの小選挙区すべてについて、候補者の擁立を見送る考えを伝えました。
さらに、大阪維新の会としては、今後、要請があれば、公明党が議席の回復を目指す小選挙区に、橋下市長らが選挙応援に入ることも含めて検討することにしており、公明党との協力が一段と進む見通しです。
【NHKニュース 2012-09-08】
公明党は「下駄の雪」から「スニーカーの泥」に宗旨変えか? 今後「仏法は勝負」という言葉を創価学会員は引っ込めて、「仏法は交渉」「仏法は談合」に変更すべきだろう。日蓮は佐渡流罪赦免直後に四度目の諫暁を行ったとされるが、この時、平頼綱から寺院寄進の話が持ち掛けられたと伝わる。白浜副代表の人相の悪さも相俟(ま)って、日蓮の末弟子というよりは頼綱に連なっているようにしか見えない。
2012-09-07
2012-09-06
本覚論を修行論ではなく時間論として捉え直す必要がある
密教を様式化と捉えれば、それを社会化と読み替えることも可能だろう。ただし東洋的なエートスからすれば、制度よりも礼儀に比重が傾くべきだと私は考える。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2012年3月10日
本覚論を修行論ではなく時間論として捉え直す必要があると思う。仏教が重視するのは現在性であるがゆえに。未来とは「未だ来たらず」の意であり、仏典において「将来」(まさに来たる)の語は使われることがない。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2012年3月10日
「死ねば仏」という言葉も、果徳ではなく平等性と読み替えることができよう。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2012年3月10日
2012-09-05
老醜を晒す年寄りが権力に居座る国も組織も滅びる
老醜を晒す年寄りが権力に居座る国も組織も滅びる。大学も宗教法人同じ。→ @shamilsh: 露も終身権力体制か… RT @obzor00ros2: プーチン大統領が指導的な官僚が70歳まで職務に留まることを可能にする法案を国家院に提出したecho.msk.ru/news/926693-ec…
— 中田考さん (@HASSANKONAKATA) 9月 4, 2012
2012-09-04
人材という名の材料
人が人材になる過程は、木が木材になる過程とよく似ている。よけいな枝を落とし、虫の食った部分を捨てて、要するに規格化するわけなのだ(生きている木を切り倒して、乾燥させて、丸裸にし、材木にして、切って、削って、風呂場のすのこにするのだ)。そして、言うまでもないことだが、ハッカーという人々は余計な枝が多かったり、幹が曲がっていたり、加工しにくかったりして、人材としては不良品である場合が多い。
【『我が心はICにあらず』小田嶋隆(BNN、1988年/光文社文庫、1989年)】
再掲。人材育成とは組織や集団の目的を遂行するための兵士を育てることに他ならない。つまり人材育成を信じている人々は、人間を「加工、修正、整形できる存在」として認識しているわけだ。「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」――武田信玄の言葉として伝わっているが、これは民を重んじたものであって、人を手段にする姿勢とは無縁だ。人間を操作可能とする眼差しは、必ず全体主義へと向かい、『一九八四年』的世界へ辿り着くことだろう。人材は消費される。
2012-09-03
統一協会創始者の文鮮明氏が死去、92歳
世界基督教統一神霊協会(Family Federation for World Peace and Unification、統一教会)の創始者、文鮮明(Moon Sun-Myung)氏が3日午前2時前(日本時間同)、韓国内の病院で死去した。92歳だった。統一協会関係者が明らかにした。
文氏は肺炎の合併症で8月中旬にソウル(Seoul)の病院の集中治療室に入ったが容体が悪化し、「もはや現代医学の技術では容体を改善させることはできない」という医師らの判断を受け、統一協会の病院に移送されていた。
統一協会関係者によると、文氏は、ここ数か月は毎月訪米するなど、高齢にもかかわらず過労だったという。
文氏が1954年にソウルで設立した統一協会は約200国で活動し、大規模な合同結婚式などで知られる他、米紙ワシントン・タイムズ(Washington Times)や米ニューヨーク(New York)マンハッタン(Manhattan)のニューヨーカーホテル(New Yorker Hotel )を含む一大ビジネス帝国も築いた。
統一協会の信徒は創始者の名前をとってしばしば「ムーニーズ(Moonies)」とも呼ばれた。信者を洗脳するカルト教団だという批判もあるが、統一協会はこれを否定している。
1991年に文氏は平壌(Pyongyang)で北朝鮮の故金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)主席と会談し、同年、統一教会と北朝鮮の「リョンボン・ジェネラル・コーポレーション(Ryonbong General Corp)」の合弁自動車メーカー、「平和(ピョンファ、Pyeonghwa)」も設立された。
文氏には現在の妻との間に14人の子供がいる。7人の息子のうち最も若い文亨進(ムン・ヒョンジン、Moon Hyung Jin)氏は2008年、28歳で文鮮明氏の後継者に就任した。
【AFP 2012年9月3日】
・世界基督教統一神霊協会の年表
・安倍晋三と統一教会
2012-09-02
“金日成と兄弟関係”文鮮明統一教総裁が危篤
統一教(世界平和統一家庭連合)創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁(92)がソウル聖母病院の集中治療室で入院している。
アン・ホヨル統一教対外協力室長は15日、「文鮮明総裁が風邪と肺炎の合併症で14日からカトリック大学ソウル聖母病院の集中治療室で入院し、治療を受けている」と明らかにした。文総裁は先月中旬、米国から入国し、ピースカップ国際サッカー大会の開閉幕式など各種行事に出席した。
アン室長は「1カ月前まで約1万5000人が出席した集会を開くほど元気だった」とし「14日、京畿道加平天正宮博物館で休んでいるところ異常症状を感じ、病院に行く途中、意識を失った」と述べた。
夫人の韓鶴子(ハン・ハクジャ)鮮文大学理事長、四男の文国進(ムン・ククジン)統一グループ理事長、七男の文亨進(ムン・ヒョンジン)統一教世界会長をはじめとする家族と統一教信徒が病室にいる。文総裁は韓鶴子理事長との間に7男6女がいる。外国に居住している子どもも帰国中という。
文総裁は高齢にもかかわらず、毎月、韓国と米国を行き来しながら布教活動をしてきた。平安北道定州出身の文総裁は1954年に統一教を創設した。自らを再臨のイエス(メシア)と称し、世界平和のために人類が一つの家族になるべきという教理で70年代から日本・米国などで布教活動をした。この過程で異端視されるなど試練を経験し、84年には米国で脱税容疑で1年間服役した。
現在、統一教信者は韓国の20万人をはじめ、世界194カ国で約300万人にのぼる。文総裁は1991年と92年に相次いで北朝鮮を訪問し、金日成(キム・イルソン)主席に会い、兄弟関係を結ぶなど政治力を誇示したりもした。
【中央日報日本語版 2012年8月16日】
欺瞞的な自己正当化
自分たちの信じていることが実は間違っているのではないか,ということを考えられない人は,どこまで行っても欺瞞的な自己正当化をやり続けるのであろう。「神話」は原発だけの話だと思っているふしがあるが,それは違う。批判的検討を加えることを拒絶してしまうことのほとんどは「神話」だと思う。
— Murakami Nobuakiさん (@nomurakami) 9月 1, 2012