2015-04-30

創価学会の知られざる歴史「池石戦争」

 改竄された歴史は時を経て正される。粉飾された建築物の骨組みが露(あら)わになるようなものだ。私も知らなかった。先ほど偶然見つけたものだ。

1960年3月30日 戸田の三回忌法要を前に、戸田会長から「池田大作に創価学会を継がせるように」との遺言があったと主張。池田を支持する青年部を中心に池田会長就任に反対する幹部や戸田の遺言に懐疑的な幹部を数の力で圧倒。

1960年6月 理事で参議院議員の石田次男を会長に推す幹部が、学会内に別組織「顕徳会」を立ち上げた。顕徳会の意志に池田会長就任に反対する幹部や戸田の遺言に懐疑的な幹部など約200名ほどが賛同。また約15万世帯の会員が池田会長就任に反発し創価学会を脱会した。

池田大作→会長就任以降

池石戦争

 創価学会の副会長クラスでも「一部幹部の間で石田次男を会長に推す声があった」という程度の認識しかない。私もそうだった。石田が戸田門下生の表看板であったのは確かで、学会認定の歴史を辿ってもわかる。権力を巡る政争が仏教の歴史なのかもしれない。

 池田の後継神話は既に龍年光の証言(第三代会長の指名はなかった)で崩壊している。オフレコ指導で散々繰り返されてきた戸田とのエピソードも創作の可能性が高い。主要な牧口門下が死去した現在では確認することも難しい。清濁併せ呑んだ彼らが守ってきたものは何だったのか。信仰よりも組織を重んじた瞬間から全てはプロパガンダと化す。

 ひとつ解せないのは、それでもなお石田が創価学会にとどまった事実である。彼が学会と袂を分かつのは1978-79年(昭和53-54年)頃だと記憶する。

【付記】Wikipediaには「創価学会への入会後から1年にも満たない時期に、当時の創価学会会長の戸田城聖から教学面の理解の高さを買われ、『折伏教典』の第一章「生命論」の執筆を命じられた」(石田次男→人物)とある。

2015-04-29

ついに司法も創価学会の"脅迫"を認定!

 これら発言の意図は、原告の供述等からも必ずしも明らかではないが、客観的には、被告矢野の家族がどうなるかは被告矢野の行動次第であるといった、被告矢野の不安・心配を煽(あお)るような発言である、といわざるを得ない。そうすると、原告らの発言から、被告矢野が、息子ら家族に危害が及ぶ恐怖を感じたことが認められ、原告が「あなたは息子がどうなってもいいのか」といった趣旨のことを言って被告矢野を脅迫したという点は、真実であると認められる。

1審判決文

 創価学会副会長・谷川佳樹による脅迫行為である。

「被告森井は、2回にわたり原告(※矢野氏)に対して『土下座しろ』と迫(せま)り、被告谷川は『人命に関わるかもしれない』『息子さんは外国で立派な活動をしている。あなたは息子がどうなってもいいのか』という趣旨のことを言って原告を脅迫した」(『週刊新潮』記事)。

 谷川の発言は「殺害予告」と受け止められてもおかしくない。こんな人物が次期会長になったらどうなるのだろう? ま、世界平和の旗は下ろした方がいいだろうね。

2015-04-28

歴史的分岐点において後世の人々に評価され感謝されるような選択を

 牧口常三郎初代会長が戦争に反対して捉えられ獄中死した創価学会にとって、戦争は「会長のかたき」ではありませんか。その創価学会を基盤とする公明党が「戦争立法」の手伝いをするなどということがあって良いのでしょうか。

五十嵐仁(元法政大学大原社会問題研究所教授・所長)

 五十嵐仁〈いがらし・じん〉は「大左翼の結集を呼びかける」人物である(連帯・共同21 2013年4月5日)。大衆運動にも労働運動にも失敗した左翼は、時折こうした秋波を創価学会に送る。ま、彼らの都合で論じているだけのことだが。

 引用した記事全体も実に稚拙な安倍首相批判だ。左翼の拙さは安易な理想を信じるところから生まれるのだろう。そもそも天皇打倒を目指す彼らが現行憲法を擁護する姿勢に矛盾がある。もともと日本共産党はコミンテルン(第三インターナショナル)の日本支部として誕生した。ま、ソ連の手先といってよい。

 最近になって知ったのだが、日本人のシベリア抑留(65万人の被害者)においても徹底した赤化(せっか)洗脳が施された。岸壁の母が立つ舞鶴港に引き揚げてきた抑留者の多くは赤旗を振っていた。

 誓約引揚者の中で最大の大物は瀬島龍三(元伊藤忠商事会長)である。彼はスリーパーとして出世するまでは動かなかった。瀬島の関与が噂された大きな事件が東芝機械ココム違反事件であった(詳細は佐々淳行著『インテリジェンスのない国家は亡びる 国家中央情報局を設置せよ!』を参照せよ)。

 大原社会問題研究所つながりで研究員の野村一夫も次のように書いている。

 これがわかりにくいのは当然である。私も公明党の動きをかなり批判的に捉えていて、つてをたどって「安保法制議論からの離脱、与党からの離脱」の呼びかけのメールを関係者に送ったほどである。それは人づてに北側氏にも届いているそうだ。おそらくこのような批判は支持者からも猛然と届いているはずである。支持団体の創価学会や創価大学などの大きな関連組織がそれぞれの立場で声明を発表してもよさそうなものなのに、なぜか動く気配がない。公明新聞や聖教新聞には何か書いてあるのかもしれないが、少なくとも一般のニュースには載っていない。これはこれで思考停止状態と言ってよい。この思考停止状態は池田名誉会長の病状に関係があるのではないかと思う。つまり「鶴の一声」がないから動けないのではないか。

抵抗のレイヤーに関する中間考察(安保法制協議をめぐって)

 野村はソキウス(Socius)という個人サイトで知られる。聖教新聞にも何度か登場している。創価大学出身であったような覚えもある。実は過去に某出版社の忘年会で同席したことがある。しかも隣の席に(笑)。当然、向こうは覚えていないと思うが、私もその場では「あの野村一夫」だとは認識していなかった。

 いずれにせよ安倍政権批判は、東京裁判史観に毒された日本人の平和ボケと断ずるものである。戦争もできないような国家が独立国であるはずがない。日本の外交が弱いのも軍事力という裏づけを欠いているためだ。

 マッカーサーは共産党員を獄から放ち、更に日教組まで組織させた。GHQによる分割統治は現在に至るまで続いている。私は昨年から日本の近代史に関する書籍を30冊ほど読んできたが完全に目が覚めた。日露戦争と大東亜戦争がアジアに与えた影響は計り知れない。日本は戦争に敗れたが、結果的にヨーロッパの植民地となっていたアジア諸国を解放したのだ。


牧口が戦争に反対した事実はない

2015-04-27

趙高

『天空の舟 小説・伊尹伝』宮城谷昌光
『重耳』宮城谷昌光
『介子推』宮城谷昌光
『晏子』宮城谷昌光
『子産』宮城谷昌光
『湖底の城 呉越春秋』宮城谷昌光
『孟嘗君』宮城谷昌光
『楽毅』宮城谷昌光
『奇貨居くべし』宮城谷昌光

 ・趙高

 呼吸の困難をおぼえた始皇帝は、中車府令(ちゅうしゃふれい)の趙高を呼び、
「璽書(じしょ)を為(つく)れ」
 と、命じた。中車府令がほかの者であったら、歴史はちがったものになっていたであろう。項羽と劉邦、それに田横も、歴史上の人物にはなりえなかったにちがいない。

【『香乱記』(一)宮城谷昌光(新潮文庫、2006年/毎日新聞社、2004年)】

「中車府令」とは宮中の車馬を管理する長官である。始皇帝の行く先を把握するわけだから側近中の側近といってよい。天子の印(玉璽)が押してある文書を「璽書」というが、ここでは遺書を意味する。

 長子の扶蘇(ふそ)に葬礼を命じる内容であった。そのまま遺書が渡されれば、必然的に扶蘇が皇帝の座を継ぐこととなる。趙高(ちょうこう)は恐るべき陰謀を目論んだ。何と始皇帝の遺書を改竄し、末子の胡亥(こがい)を後継者として担ぎ上げる。丞相の李斯(りし)もこれに加担せざるを得なくなる。

 歴史の歯車は動きを変え、楚漢戦争に向かって回転を始める。

 日蓮遺文にも「趙高が国をとりし、王莽(おうもう)が位をうばいしがごとく」とある。

 現在の創価学会でいえば、長谷川・八尋あたりが趙高になる可能性が高いと思われる。

   

2015-04-26

読み始める

香乱記〈1〉 (新潮文庫)香乱記〈2〉 (新潮文庫)香乱記〈3〉 (新潮文庫)香乱記〈4〉 (新潮文庫)
砂男/クレスペル顧問官 (光文社古典新訳文庫)ユゴーの不思議な発明(文庫) (アスペクト文庫)昔には帰れない (ハヤカワ文庫SF)無意識の証人 (文春文庫)
生命を進化させる究極のアルゴリズムザ・クオンツ  世界経済を破壊した天才たちチャートで見る株式市場200年の歴史 (ウィザードブックシリーズ)きっちり儲けたい人のFXチャートの鉄人 必勝分析術

断念




2015-04-25

宗教の本質は命令と禁止にある

 ジェロニモについて行きたければついけ行けばいいし、行きたくなければ、行かなくていい。一人ひとりに権限があるので、それぞれがやりたいようにする。「するべきだ」という言葉はアパッチ族の言語に存在しない。「強制する」という概念は、彼らには理解しがたいものだ。

【『ヒトデはクモよりなぜ強い 21世紀はリーダーなき組織が勝つ』オリ・ブラフマン、ロッド・A・ベックストローム:糸井恵〈いとい・けい〉訳(日経BP社、2007年)】

 再掲。宗教とは、「せよ」という命令であり、「するな」という禁止である。人間を鋳型に嵌(は)めるのが宗教機能といってよい。もちろん本来は違う。コミュニティ形成に伴って戒律が生まれ、やがて社会が構築されると法律と化す。初期経典に人間を束縛する強制性は感じられない。サンガが発生した頃に「決まり」と化したのであろう。

 アパッチ族の関係性は理想的だ。しかし白人との戦争には敗れた。この事実が重い。結局、戦争を回避し得ない限り、軍隊的な組織に優位性があるのだろう。

 創価学会が発展した原因はいち早く組織化を成し遂げたところに求められる。確固たる命令系統が強味であった。しかし各人が自分の頭でものを考えるようになると命令は機能しない。組織が弱体化し、力のないリーダーが増えると、「だったら、あんたが自分でやれよ」と言われたら、それまでである。

ヒトデはクモよりなぜ強い

2015-04-22

宗教的延期

 個人の再生は未来においてではなく、【いま】起こらなけれなりません。もし自分の再生を明日に延期すれば、皆さんは混乱を招き、暗黒の波に呑まれてしまうのです。再生は、明日ではなく【いま】なのです。なぜなら、理解はいまの瞬間にあるからです。皆さんがいま理解しないのは、自分の精神・心、全注意を、自分が理解したいと思っているものに向けないからです。もしみなさんが自分の精神・心を理解することに傾ければ、皆さんは理解力を持つことでしょう。もし自分の精神・心を傾けて暴力の原因を見い出すようにし、充分にそれに気づけば、皆さんはいま非暴力的になることでしょう。が、不幸にして、皆さんは自分の精神を宗教的延期や社会道徳によってあまりにも条件づけてきたので、皆さんはそれを直接見ることができなくなっているのです――そしてそれが私たちの困難なのです。

【『自由とは何か』J・クリシュナムルティ:大野純一訳(春秋社、1994年)】

 一生成仏とは宗教的延期である。つまりキリスト教における「約束された天国」と変わりがない。1948年3月7日にボンベイで行われた講話である。「宗教的延期」という言葉は事前に考えたものではなく、ジャズのアドリブみたいなものだろう。聴衆との直接交流から期せずして生まれた言葉と察する。絶妙な表現だ。

「一生成仏抄」を疑う

 日蓮遺文の真蹟に「一生成仏」との語はない。「一生」は35ヶ所ある。主立ったものを以下に列挙する。

「幸なるかな、一生之内に無始の謗法を消滅せんことよ。悦ばしいかな、未だ見聞せざる教主釈尊に侍へ奉らんことよ」

「乞ひ願はくは一切の学者等、人を捨て法に附け。一生を空しくすること勿れ」

「但大小の賢位のみに入って聖位にはのぼらずして、法華経に来て始めて仏種を心田に下して、一生に初地・初住等に登る者もあり、又涅槃の座へさがり乃至滅後未来までゆく人もあり」

「勝れたる経を供養する施主、一生に仏位に入らざらんや」

「一生はゆめの上、明日をご(期)せず。いかなる乞食にはなるとも、法華経にきずをつけ給ふべからず」

「我が門家は夜は眠りを断ち昼は暇を止めて之を案ぜよ。一生空しく過ごして万歳悔ゆること勿れ」

 クリシュナムルティが説く「いま」と響き合うのは最後の二つだけだ。

 宗教的延期とは何か? ま、一種の先物取引だ。将来の価格が上がることを信じて対価を支払うわけだ。宗教における対価とは奉仕や修行である。もちろん寄付も含まれる。「これ」をやれば、「あれ」がもらえる寸法だ。

 日蓮の言葉に閃きは感じられない。特に「いかなる乞食にはなるとも、法華経にきずをつけ給ふべからず」などはいかにも鎌倉時代といった雰囲気が漂う。法華経という経典が主で人間が従になっている。創価学会では法華経を本尊と解釈しているが五十歩百歩の違いである。

 宗教的延期を見抜け。そして自分自身に対して一切の先延ばしをするな。

2015-04-17

来世はない

2015-04-14

読み始める

歴史の見方がわかる世界史入門

第18回統一地方選獲得議席

2015-04-13

公明、全員当選ならず 「常勝関西」で苦戦

朝日新聞デジタル 2015-04-13

「創価学会も『常勝関西』と呼ばれる関西組織がフル回転。東京の学会員3万人以上が大阪へ応援に入るなど必死に巻きかえしを図ったが、逆風に苦しんだ」(同記事)。これが東京都議選の場合は、創価学会員が全国から東京へ押し寄せる。よく考えてみよう。例えば日本の衆院選に対して創価学会員が世界中から応援にきたとする。これが民主主義を崩壊させる暴挙であることは明らかだろう。その意味から申せば、創価学会はキリスト教における宣教や福音主義に近い行動様式となっている。

2015-04-12

騙す




2015-04-11

赤旗日曜版


新種ウイルス:ワンタイムパスワード無効化…感染8万台超

2015-04-09

ホープ

 多分、ショートホープだろう。

2015-04-08

スピリチュアリズムとは密教的飛躍


http://tinymsg.appspot.com/rnO


http://tinymsg.appspot.com/4P4


http://tinymsg.appspot.com/SzB


http://tinymsg.appspot.com/9Ca3

2015-04-07

主義主張

2015-04-05

毛沢東の犯罪










 阿部vs.池田紛争を「創価ルネサンス」と学会側は呼称したが、その実態は文化大革命と酷似している。

読み始める

「大阪都構想」に反対する既存政党に道理なし 筋を通した安倍官邸と公明党創価学会

足立やすし(衆・維新/元経済産業省大臣官房参事官) 2015年04月04日

2015-04-01

中国人の大人から暴行されるウイグル人の子供

 ウイグル族系の子供が漢民族による迫害を受けています。新疆ウイグル自治区では支配層の漢民族が憂さ晴らしのように、「スリをした」「暴力行­為を働いた」など、根拠のない理由をつけて日常的にウイグル族を虐待する光景を見るこ­とができます。

シリア難民の女の子