2013-04-26

世の中の全ては無限乱雑空間の一部であり、その最終的な存在理由は「偶然」である

 一般に、起こり得る出来事の組み合わせが有限であれば、時間の流れが無限だとすると、同じ出来事は必ずどこかに含まれることになる(ニーチェの永劫回帰)。結局、世の中の全ては無限乱雑空間の一部であり、その最終的な存在理由は「偶然」である。 従って、哲学的な思考をどこまでも深く深く究めていくと、どこかで必然的に無意味に到達し、どこかで「現に存在してしまった、この世界」に折り返してくる必要がある。

自循論::無限乱雑空間

ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2) ツァラトゥストラはこう言った 下 (岩波文庫 青639-3) この人を見よ (新潮文庫)